いくつかのテクニックを続けて行うばあい、その間を5分間くらい休む方がよい。呼吸を普通のリズムに戻すためである。
そうしないと、私たちの呼吸器系を強いることになる。
練習は、立ったままでも、楽な姿勢で座ったままでもいい。
ただし、エネルギーを上昇しやすくするため、背骨をまっすぐに保つようにするのは、今までと同じである。
@まず、性器に意識を集中し、ゆっくり息を吸う。
次に、息を吐きながら、次のマントラを唱える。
「カン ディル(KAN DIL)」
この場合は「カン」を高く細く、「ディル」を低く太く発音する。
A次にもう一度息を吸い、そして息を吐きながら、次のマントラを唱える。
「バン ディル(BAN DIL)」
これも、場合は「カン」を高く細く、「ディル」を低く太く発音する。
Bすぐにまた息を吸い、今度は次のマントラを唱える。
「RRRRRRRRRRRRRRRRR」
これは巻き舌で、モーター音のように、あるいは、子供の声のように高く細く発音する。
Cさて、これらのマントラを唱えるのと同時に、想像力も働かせる。
背骨を上昇する性エネルギーを、視覚化するのだ。
D性エネルギーが頭の位置まで上昇したら、それは松果腺を通り、アストラル体を覆うように、黄金のシャワーとなって降り注ぐ、その場面をありありと思い描く。
松果腺はアストラル体が外に出る時、すなわち幽体離脱する時の出入り口になる所である。
このエクササイズは、最高15分間まで行ってもよい。