【性エネルギーをアストラル体に向ける】
アストラル体の出入り口は、大脳の松果腺である。
つまり、いつも頭から出て頭から入ると云う事であるが、それはもの凄い速さでなされる為に、本人が自覚する事は殆ど無い。
気がついた時には、肉体の近くに浮かんでいたり、或いは別の所にトリップしていたりする。
この松果腺は性エネルギー、性ホルモンと密接な関係がある。
従って、性エネルギーを上昇させて、松果腺へ、更にアストラル体へと方向付ける事が可能である。
それは、以下の順序で行う。
仰向けに寝て、膝を立てて三角形を作る。
目を閉じて、眠気を催させる。
しかし、すっかり眠ってしまってはいけない。
こうした条件を楽に作る為には、初めのうちは、これから寝ようとする時に練習するのがいいだろう。
@眠気を催してきたら、次のようなマントラを唱える。
「ラー(LA)、ラー(RA)」
「ラー(LA)」は女性ホルモン、「ラー(RA)」は男性ホルモンと共振する。
この二つのホルモンは男女とも持っているもので、男と女ではそのバランスが違うだけである。
発音は英語のL、Rと同じ要領である。
A眠気を感じながらこのマントラを発音している間、背骨に沿って、性エネルギーが上昇していく様をありありと思い浮かべる。
それは光(雷光)が螺旋型(またジグザグの形)をとりながら、仙骨から松果腺にまで上昇する光景である。
それを強い想像力をもって行う事。
Bそして殆ど眠ってしまう直前に、目を覚まさずに起き上がる。
念ずるのではなく、物理的に起き上がる。
Cそうして起き上がってみると、既に宙に浮いていたり、天井辺りに居て、寝ている自分の肉体を見下ろしていたりする。
こうして肉体とアストラル体の離脱は、全く自然に起こる事であり、私達がしなければならないのは、起き上がる事だけである。
ポイントは、起き上がるその瞬間を逃さない事だ。
【高次のマスターを呼ぶマントラ】
異次元世界は大変広大である。
そこで高次元の霊にどうしても逢って教えを授かりたいという場合には、次のマントラを唱えれば逢う事が出来る。
しかし、決して面白半分に使う事のないよう、くれぐれも注意を要する。
「アンティーヤー・ダー・ウナ・サスタッサ」
このマントラは日常生活で危機的状況に陥った時にも使う事が出来る。
心の底からの思いを込めてこのマントラを3回唱えれば、必ず高次元の存在が援助の手を差し伸べてくれる。
また、死んだ後にも使えるのだから、憶えておく事をお勧めしたい。