【ルーン・トーン】
■照応期間：10月23日～11月22日
■照応：太陽、てんびん座
■照応タロットナンバー：3
☆このルーン・トーンは、バラの棘を表し、水晶のような意思を意味する。
意思は我々にとって、どんな高価な宝石よりも貴いものである。
このルーンは、意思を開発するための、素晴らしいエクササイズである。
この実践によって、我々は意識的に調和を保ちながら、しかも超人的な努力を行うことのできる能力を、自分自身の中に創造することができる。
そのような性質を欠いている人や、そのような意思を持って物事を為すことのできない人はみな、このルーンを行うべきである。
意思の強化に大変驚くべき力を発揮するルーン・トーンは、誰でも実践できるが、特に、父の偉大なる作業（グラン・オブラ）を行っている人は、
その意思の強化に役立つだろう。
イエス・キリストが十字架にかけられた時、イバラの冠をかぶっていたが、それは意思の王冠を与えられたことを象徴している。
このルーンは、自分の中に、クリストの意思を開発する為に行わなければならない。
我々の内に、神の子ティフェレットが生まれて――我々の意思ではなく――彼の意思を生じさせる時に、クリスティックな意思を手に入れることができる。
言い換えるならば、人間の知性の意志ではなく、内なるクリストの意思を作るのである。
更に、内なる存在の自己実現を得ようと努力している時、性エネルギーの消耗を避けるために、また精神的退化を避けるためにも、ルーン・トーンは強力なマントラになる。
◆エクササイズ（10分）
①（画像のように）不動の姿勢から、右手を曲げていく。
手は体に沿って動かし、腰の位置で止める。手先は下向きになる点に注意。
②その姿勢でゆっくりと息を吸い、太陽神経叢（へその部分）から、太陽エネルギーが吸収されることを想像する。
③そして、吸収したエネルギーを、脳とハートに方向づけ、息を吐きながら、マントラ「ター（TA）」を発音する。
④もう一度、ゆっくりと息を吸い、「テー（TE）」を発音する。
⑤同様に「ティー（TI）」「トー（TO）」「トゥー（TU）」を発音する。
⑥以上のマントラを時間まで繰り返し、最後に「感謝の祈り（万物への祈り）」で閉じる。
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ノスティックは、性エネルギーが消耗される危険に近づく事を許してはならない。
マイスーナ・ヨガや、白の性魔術においては、性エネルギーの消耗の危険が近づく前に、夫婦は性的に体を離さなければならない。
不注意によって射精の危険が生じた場合は、急いで離れ、仰向けに横たわり、肛門の筋肉を締めなさい。
その時、深く息を吸い、呼吸を止め、大いなる意思の力を持ってメンタリーに、マントラ「トーン（TORN）」を発音する。
発音しながら、聖なる母に、自分が落下しないように祈る。
性エネルギー消耗のあらゆる危険が消えるまで、何度もそのマントラを繰り返しなさい。
次のように発音する。
「トーーーーーーン（TTTOOOOORRRNNNNNN）」
