ノーシス・タロット

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(ノーシスタロット・英語版)

(ノーシスタロット・日本語版)

 

このカードは、英語の正式名をEGYPCIOS KIER TAROT DECKというのですが、
日本ではミゲルさんの紹介によって、「ノーシス・タロット」と呼ばれていますので、
このサイトでも「ノーシス・タロット」と表記させて頂きます。

このタロットの特徴は、大アルカナ・小アルカナに分かれているのは一般のタロットと同じですが、小アルカナにはスートの違いが無く、
23番からは「労働者」になり、また他には「助言」「啓示」など、それぞれの固有の意味を持っています。
日本語のものは、紙数などの都合から、大アルカナのみとなっています。

また大アルカナも、幾つかのカードが変わり、例えば
1番の「魔術師」などは同じですが、
20番が「復活」、21番が「変容」など、秘教的な意味に変わっています。
また、日本語のノーシスタロットは、象徴理解の助けのために、象意が左右両側に書かれ、
21番と22番が、英語版とは入れ替えられており、また英語版にはルーン文字が付されていません。

英語版のタロットには、付録として「鳩歌」がありましたので、こちらにて紹介させて頂きます。

 

…………………

「エジプトの愛の歌」

3000年以上も前、墓のある所にしばしば記されたもので、楽園に入りし、肉体を離れし魂はこれによって安らいだであろう。

【鳩歌】

「我、み声を聴けり、おおコキジバトよ、
この暁、まったく燃えたり。
愛と共に、愛と共にして、我は疲れ果てたり。
おお、しかして我は進めようや?

されど、おお、麗しき天つ鳥よ、
我が喜びは否まれたり。
愛する者、愛を見出さんため、我は彼の者のかたわらにあり。

我等は先へとさまよい、手に手を取りて、花咲き乱るる道を通り抜け、我等行かん。
我がこの地におけし、いと公正なるものとは、彼の我をかく呼びしゆえなり。」

…………………

 

一枚一枚のカードの意味を知り、そして自分の内部に浸透させるようにするのだ。
そうすれば、単なるカード占いという使い方だけでなく、あなたはファラオ達の奥義の教えに参入することができる。

これをもっと近代的に言えば、宇宙的コンピューターを通して、自然界のメモリーから、
我々の行動や存在の目的を理解するためのデータや、目に見えない次元からの
メッセージ、更には高次的知識を得るための操作技術を習う、という事なのである。

さて、カードを見て頂くと判るが、表の絵柄は、3段に分かれている。
この3段が、創造の3つの段階を表しているのだ。

上段には、幾何学的構図やシンボルが見られるが、これらは天体の影響、生命の起源、無限の宇宙空間と、高次的知識に相応する。


中段は、いわゆる生命の表現としての人間、及びその意識の段階だ。
人間が知識を適用し努力(仕事)をする事によって、心理的に洗練され、上昇することの出来る世界を示している。

従って、中段のシンボルは、判りやすく誰にでも理解できるものだと言える。


下段は、人間の意識の隠された部分、または退化、退廃の段階を示している。


こうして、1枚のカードには、人生における相反する2つの極、つまり進化と退化、
目に見えるものと見えないもの、高いものと低いものが表され、更にそれらの状態の中心軸としての中段がある。

この中段こそが、人間に与えられた自由と、個人の意思によって人生を改善し、カルマを排除し、高い意識の次元へ進化する可能性なのである。


カードの多くは、上段と中段、中段と下段、または上・中・下段がつながっている。
これは、それぞれの密接な意思疎通や、それらに通じる扉を表すものだと解釈する。

そこで、3つの段階について、それが具体的にどのような意味と関連を示してくるのか、
例として、1番目のカードを挙げて説明しよう。

 

上段の最初に来る太陽から、3本の光線が放たれたシンボルは、太陽の魂(太陽を司る知性)のシンボル。

そのすぐ下は、ラーの目。
ラーとは、エジプトの太陽神で、全てを見、我々124時間の行動を知る目を持っている。


左には、エジプトの象形文字「はげたか」。



中段には、魔術師の図がある。
魔術師=導師(マスター)は、エジプトの風習に従って、聖蛇(コブラ)をつけたヘアバンドをしている。

それは、奥義の黄金のコブラの上昇による、普遍的叡智をわがものにしたことを象徴する。



魔術師は、左手(左はハートの側)で笏(しゃく)を持ち、その先端には丸(表現し得ない神を表す)があり、彼はそれに視線を合わせている。
すなわち、心からの愛と献身を通して、神と結びつくことを表しているのだ。


一方右手は、力と物質を表す側だが、それが地上を指している。
すなわち、右と左のバランス、狂信的に極端にならず、肉体と魂の完全な均衡を保つ事を示している。

左足は、人生の道を一歩前進し、膝と胴の間の三角形=三位一体の創造的原理は、人間の生殖器(創造する力)に存在することを示している。


魔術師の前には仕事の為の台があり、その上には剣(進歩の為の絶え間ない戦いと意志の力)と、壷(人間自身による人の創造の器)がある。

その横にある金貨は、霊の崇高な価値(美徳や霊の感覚機能であるチャクラの開発、黄金の霊体など)を示す。


仕事台の下には、エジプトの聖なる鳥、トキ(トート神)がいる。
これは、常に我々の仕事や善行を助け、また観察する存在を象徴している。だから黒く、台の下にいる。
すなわち、地上では肉眼で見えず、神秘の存在であるからだ。


さて下段には、黒の斜線(下にある土と水)と、その中に立方体がある。
賢者の石、人の寺院の土台を意味するもので、すなわち「性」を象徴している。


こうして3つの段階、つまり、神聖な段階、人間的段階、潜在意識の段階が、1枚のカードに表されているのだ。

更に(日本語版の大アルカナカードには)左右の空間に、理解を助けるため、各カードの秘教的な意味を総括してつけ加えた。


しかし、それはあくまでも目安、参考であり、後で述べるプラクティスによって、あなた自身が感じ取る事が重要なのである。

 

 

【プラクティスの開始】

訓練の第一歩は、自分に次の質問をすることだ。
「自分は何を望んでいるのか?」

紙を一枚取り出して、取り合えず今、自分が望む事を書きとめてみよう。
自分は人生の中で、本当は何を実現したいのか。
それを書き留めるという行為は、いわばコンピューターのキーを叩いて、命令をインプットするようなものである。

ただし、自分が最も望むこと、または人生のゴールについて考える時、正義と生命の法に準じることが必要だ。
すなわち、利己的な欲望や不正を望んではならないという事だ。


自分が最もしたいこと、知りたい事を明記するというのは、あなたのマインドと潜在意識に、一定の質問を記録することである。
そして、タロットカードというメディアを通して、解答や具体的な情報を得ようとするものである。

この時、漠然とした、重要でもない問題をタロットに相談しても、明快な解答を期待することは出来ない。
なぜなら、あなた自身のマインドがはっきりせず、考えもまとまっていないからである。


また、あなたの人生のゴールが手に届きそうもないほど遠いものなら、最終目的に到達するための、幾つかの中韓目標を具体的に考えておこう。


さて、ここまで来たら次は、「実行」すなわちすなわち動きである。
行動が無いとしたら、いかに美しい理想も、いかに清らな考えも、何の価値もないと言えるからだ。
我々自身の行動なしに、目的が実現される事は決してない。

 

 

◎一日目◎

【祭壇の準備】

静かな部屋に座り(タロットの瞑想は、いつも同じ場所で行う)、東に向けて台を置く。
台の上に白いクロス(布)をかけ、付録についているペンタグラムを中央に置く。

 

 

(ノーシスのペンタグラム)

その横(左右どちらでもよい)に白いロウソク、もう一方にコップ一杯の水、植物性の香(線香でもよい)があると、更に雰囲気の洗浄が出来るので、
なるべく用意する。
また、季節の花を飾るのもいい事だ。

@祭壇の準備が出来たら、呼吸を整えて落ち着き、右手をハートの上にのせて次のように祈る。

★「オムニス・イアウム・インティモ、我の内にある魂の父よ、トートの書のキーを通して、
宇宙の神秘を発見することを許したまえ。
私の魂が精神的進化を遂げるため、それらを実践に移すことの出来ますよう、
あなたの聖なる意思により、そうありますように。」

 

 

A次に、第一のキー、「魔術師のカード」を香の煙にまぶした後、自分の前に置く。
そして、このカードを5分間見つめる。

注意するのは、この5分間は頭で何も考えようとせず、つとめて受動的な、白紙のような状態になる事だ。
そのために、肺の中の空気をいったん全て外に吐き出してから、ゆっくりと深く呼吸するといいだろう。

そして、体中の力を抜いてリラックスする。
これが受動的、すなわち情報を受けるための受身の姿勢を作るという事である。


B5分間カードを観察すると、文字や図形、シンボルが我々の潜在意識に投影され、タロットの数学的キーを通して、情報が届き始める。


ここで注意するのは、5分以上カードを見続けないという事だ。
時間が長すぎると、あなたの潜在意識の中に情報が蓄積されすぎ、マインドの中で充分処理できないまま、混乱を招く恐れがある。


C1枚のカードの線や情景を一日5分観察する時、観察と蓄積の作用によって、自分の中に質問が湧き上がってくる。
そこで、5分間のプラクティスが終わったら、1冊のノートに、このキーを見て思い浮かんだ全ての考え、示唆、質問などを書きとめる。



Dこうした一連の作業が終わったら、総括的説明を読む。
すると、あなた自身の中で更に新しい結果が発生するだろう。
そうしたものも勿論全て、ノートに記録しておくこと。



E始めたばかりの頃に、自分の感じた内容が、例え何の意味も無い事のように思えても、もれなく書き留めること。
なぜなら、キーの最後に全ての情報を結集した結果をまとめる事が出来るからだ。

そしてそれが、あなたが最初に書いておいた人生の目的や、いかにそれを実現するか、などに関する多くの情報(解答)に結びついている事に
気づくだろう。


このプラクティスは、毎日同じ時間に実践すると、その効果が大きくなる、
そして、一つのキー(カード)につき、3日間繰り返す。
つまり、15分を3日、合計15分、一つのキー(カード)に専念するのだ。

 

つづく

それぞれのカードの意味・詳細へ

 

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