ノーシス心理革命

 

本書は、心理革命を起こす為の第一歩である。
自身が心理的に位置する場を見極めさせるものだからである。
スタートラインが何処にあるかを知らずに、始めることはできない。

そして、「心理」を深めていく時、性エネルギーとの密接なつながりは、見逃すことのできない重要なポイントである。

本書は、この性エネルギーを建設的なポジティブな方に方向づける方法に基づき、人間が内的な平和に到達することに可能ならしめる道程を示している……。

本書はできる限り多くの人に読んで頂くために、版権料、翻訳料、その他経費を定価に含めていません。

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人間が絶えず探し求めているものは、自由になることである。
しかし、人間はどこにいても、自分自身の心理に閉じ込められている。
自分自身の心理の動き、そしてその原因を理解することなく、人間は決して自由になることはない。
その「自由」への道標が、本書のエッセンスである。

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「人は自分の無知を知らないばかりか、それを知らない、という事実さえも知っていない。」

自分自身の心理を知ることなく、真の自由は獲得できない。
本書は、心理的欠点の根絶の必要性を説き、自己観察をはじめとする段階的プロセスを通して、意識を目覚めさせてゆくプロセスを教える。
超人は、すさまじい「心理革命」の結果、誕生するのである。

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ノーシスの心理革命とは、内在するエゴの根絶を目指すものである。
エゴの根絶により、新しい生を生きようとするノーシス運動は、メキシコを中心として、中南米、欧米へと拡大し、多くの人々の影響を与えている。

本書では、ノーシス運動の創始者が、エゴを根絶するための科学的手法と手順を解説している。

 

 

【目次】

・ノーシスについて日本の読者へ

・第一章 精神のレベル

・第二章 すばらしい階段

・第三章 心理的革命

・第四章 エッセンス(魂)

・第五章 自分自身を告訴する

・第六章 人生

・第七章 内面の状態

・第八章 あやまった心理状態

・第九章 個人的経過

・第十章 さまざまなエゴ

・第十一章 親愛なるエゴ

・第十二章 根本的変化

・第十三章 観察すること 観察されること

・第十四章 ネガティブな思考

・第十五章 個性

・第十六章 生命の書

・第十七章 機械的創造物=人間

・第十八章 超実質的な糧

・第十九章 良き家のあるじ

・第二十章 二つの世界

・第二十一章 自己観察

・第二十二章 おしゃべり

・第二十三章 関係の世界

・第二十四章 心理の歌

・第二十五章 回帰と反復

・第二十六章 幼児の意識

・第二十七章 収税吏と偽善家

・第二十八章 意思

・第二十九章 斬首

・第三十章 永続的重心

・第三十一章 ノーシスのエソテリック・ワーク(秘儀的仕事)

・第三十二章 心理的ワークにおける祈り

 

 

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