人生のプログラムは変更可能

 

肉体が死ぬということは、肉体と生命をつないでいた、「銀色の糸」が切られるというとだ。

この銀色の糸は光線のようなもので、生きている間は決して壊れることはなく、死が訪れてはじめて切られるものだ。

誰が切るのかと言うと、死の天使(死神)が切るのである。
骸骨のような姿をし、大きな鎌を持っている。

よく絵画などで、死が近づいている人の側に描かれている、あの姿である。
目に見えない次元に確かにいる存在なので、超視覚を開発すれば、あなたも見ることができる。

 

というのは、死の天使は、私たちが死ぬ時だけに現れるのではなく、いつも私たちの左側にいて、死ぬのを待っているからだ。

と言うと何だか悪者みたいだが、そうではなくて、死んだ後の私たちを援助するためにいるのである。

 

死の天使は、骸骨の制服(ユニフォーム)を着ている。
しかし、その服の中にいるのは天使で、人間を助ける役目を受け持っている。

彼らもかつては人間であったが、その修行を終え、更に上の次元でこのような仕事を持って、私たちを援助してくれるのだ。

そしてあなたも、人間としての修行を終えたなら、天使の段階にまで上昇することもできる。
大変なワークを続けなければならない困難な道ではあるが、不可能ではない。

 

死の天使が銀色の糸を切らない限り、私たちは死ぬことはない。
例え植物人間の状態であろうと、この糸は繋がっている。

しかし、この糸を切るか切らないかを決定するのは、死の天使ではない。
それはもっと高い次元で為される仕事である。

だからと言って、人間の死の時期が絶対的なものとして決まっているかと言うと、そんなことはない。
もちろん、ある程度の目安はある。
私たちは<運命>というものを持って生まれてくるのだから、大体の人生プログラムは決まっている。
しかし、それは決定ではない。変えることもできる。

 

そのままの人生を送るならば、プログラム通りに進むが、意識の目覚めと進化への意思があるならば、運命は変えられる。
死の時期だって変えられる。その為の方法があるのである。

 

反対に、死ぬ時期が来ないのに、葬られることもある。
すなわち、銀色の糸が未だ繋がっているのに、火葬にされるのである。
そうすると、その人は大変苦しむことになる。

 

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