【ルーン・オティル・オス】
■照応期間:11月23日〜12 月22日
■照応:太陽、さそり座
■照応タロットナンバー:4
☆このルーン・オティルは、さそり座の星座に属する。さそり座は、我々の性器と密接な関係があり、永遠なる創造の動きを意味する。
また、生命、宇宙の四大要素の活動、さらに神々の気息、風の神とも関連する。
ルーン・オティルは、同じ文字の女性形である、ルーン・オスと組み合わせて行う。
オスは女性原理の意味であり、月・ヨニ(女陰・子宮)を表す。
ルーン・オスは、我々の肺の活動を神が助けてくれるので、特に酸素による、脳の活性化に役立つ。
ルーン・オスは、メキシコのアステカの、ルーン・オリム(OLIM)としても知られているが、これを忍耐強く、継続的に実行する時、
性エネルギーを昇華する為の強力な武器となる。
そして、秘教的作業を、正しく、継続的に実行するならば、このルーンは、肉体と霊体に驚くべき効果をもたらすだろう。
特に独身者にとっては、その効果は絶大である。
これらのルーン・エクササイズは、調和的に、リズミカルに、動作と呼吸を結びつけて行う事が大切である。
鼻からプラーナを吸い、そして口から吐く。
このとき同時に、マントラ「トーン(TORN)」の神秘的な音を発する。
◆エクササイズT(Uともで15分)
《ルーン・オティル》
@(画像のように)足を開いて立ち、ゆっくりと息を吸いながら、頭上で合掌するように、両手を挙げる。
この時、体中に、エネルギーの浸透を感じるようにする。
A息を吐きながら、両手を伸ばして前方に下ろし、同時に体も前屈させる。
手のひらで(指先ではなく)、土に触るような形を取る事に注意。
息を吐きながら前屈をし、そのとき同時に、マントラ「トーン(TORN)」を発音する。
次のように発声する。
「トーーーーーン(TTTOOOOOOOORRRRRRRNNNN)」
◆エクササイズU
《ルーン・オス》
@(画像のように)次に直立の姿勢で、右足と左手を前方に上げる。角度は、図の通りである。
これは、「ルーン・ファ」と正反対の形であり、ファが能動原理、オスが受動原理を表す。
Aゆっくりと深く息を吸い、そして吐く時に、「オーーースーーー(OOOOOOSSSSS)」と発音する。
「オー(O)」は子宮、創造の卵を象徴し、「スー(S)」は蛇の音、聖なる母の音である。
B以上のルーン・オティルとオスを一対のプラクティスとして、時間まで繰り返す。
最後に感謝の祈り(万物への祈り)を捧げて閉じる。