人類の未来を開く叡智の扉 マヤの神秘的都市ウシュマル

 

高い精神性を誇ったマヤ文明を築いたのは、「赤い手教団」だった!

そして彼らが再びウシュマルに結集する時、失われた叡智が甦る。

 

 

【驚異の超文明を支えていた マヤの神秘的精神性】

 

古代マヤ文明を語る時、私達はその深い神秘に魅せられずにはいられない。

紀元前の時代から壮大かつ華麗なる神殿群やピラミッドを密林の中に築き、現代のそれと比較しても劣らない優れた天文学や数学、
医学の知識を持ちながら、突然の衰退と消滅、建設途中の神殿までそのまま残して人口の
80%がある日、忽然と消えてしまったと伝えられる。

そして、その日から祖先の叡智は急速に失われ始め、残されたマヤ人達は無知の暗闇と退廃に落ち込んでいった。

 

こうした神秘と謎に対して、現代のアカデミズムは為すすべを失ってしまう。
「アカデミズムは神秘が始まる所で終わる」と言われるように、その性格上、不可思議の領域には本格的に足を踏み入れようとしないのだ。

 

マヤ文明の中で、とりわけ多くの学者達を驚かせたのは、高度に進んだ天文学や数学などの科学的知識が存在していた事だろう。

正確な暦法や天文学的観測は驚嘆に値するもので、マヤのカレンダーは現在のものと比較しても0.0002日の差しかない。マヤ文献の一つ、
ドレスデン古文書には、現在でも起こっている日食が明記されており、金星の会合周期なども記されている。

また数学では、既に
0の概念があり、20進法を使い、ソロバンに似た方法で2つの記号「点と線」を用いた。
この
2つの記号は、近代のコンピューターでも使われているではないか!

この方法で、天文学的数字の容易くはじき出す事が可能であった。
石標(エステラ)と呼ばれる石柱の中には
9000万年、また4億年という数が刻まれたものもある。

 

しかし、マヤの人々は科学の開発だけを追究したのではなかった

と言うより、彼らの驚くべき科学的進歩を支えていたのは、その深淵なる精神だったのだ。
彼らは生と死の神秘、また宇宙の神秘に共振し、神々と共に生きていたのである。

マヤの至高神フナッグ・クーは、全ての運動と法則を司る神で、それは一つの円とその中の四角という図で、象徴的に表された。
円は数値に置き換えると
13で、死または一つのサイクルを意味し、四角は4、即ち生命や四方、自然界の四大要素(火、水、土、空気)を
意味している。

この生×死=
13×4の絶え間ない連なりが52の一世紀を作り、彼らは「新しい火」の祭りを祝った。

そして、マヤの人々に特に愛され、尊敬されたのが、羽毛の蛇ククルカン(ケツアルコルトルともいう)である。

 

ククルカンは東の空から叡智の大洋を渡ってこの地に到来し、再び大洋に向けて去ったと言われる黄金の知恵の蛇で、
マヤの人々をその原初の時から導き、芸術や科学、宗教、哲学を教えたのだ。

マヤの神殿の入り口に、尾を天に向けた形で神殿の屋根を支えている一対のククルカンの像があるが、
これは、神の祭壇に至るには、大いなる知恵の蛇ククルカンの助けが必要である事を象徴しているものである。

 

こうしてククルカンによって叡智を授けられたイニシエート(霊的参入者)達は、「蛇に飲み込まれた者」という意味の、
ルック・アノオブ・トゥメン・カンと呼ばれ、大衆を導き、マヤの神殿都市を建てるために四方に散って行ったのだ。

 

マヤの人々はよく知っていた。
人間は知識なしに、また正しい導きなしには、宇宙の神秘に到達する事はおろか、自分自身の存在の目的さえ認識する事は出来ないという事を。

だからこそ、ピラミッドの階段の一段一段に、石標(エステラ)の神聖文字の一つひとつに、これらこの事を刻み、伝えたのである。
人間が、我が身に内在する全ての可能性を引き出し、本当の意味で進化を達成する事が出来るように、と。

 

こうして、天文学と数学の都チチェン・イッツア、医学の都パレンケ、そして神聖魔術とナワールの都ウシュマルなどが建てられた。

が、ウシュマルはマヤの都市の中にあっても、とりわけ深い叡智が伝えられ、ある壮大な使命を帯びた都なのである。
と言うのは、かの伝説の地アトランティス(!)からやって来た、「赤い手教団」が結集した地だったからだ。

 

 

【マヤ文明を作り上げたのは「赤い手教団」だった!】

 

先祖のまた先祖達の故郷――アトランティスが海中に沈む前に、重要文献を携えてこのマヤッブに移り住んだ人々がいた。
「赤い手教団」である。
そして彼らは、この地にマヤ文明を築いたのだ!

 

彼ら、アトランティスの秘密の知識を受け継ぎ、その伝達と、また闇の邪悪な力と戦う事を使命とした「赤い手教団」は、
神秘的な奥義に通じたイニシエート達のグループだ。

彼らは崇高な叡智の宝庫の門番であり、しかるべき時に、人々を遺跡の発見に導いたり、
人類に公開されなければならない古文書やパピルスを公にしたり、そしてまた、それらを破壊から守る役目も負っているのである。

 

「赤い手教団」とは、彼らが出現した場所に赤い手形を残していく所からこの名がつけられたのだ。

 

ここウシュマルの地に現れた「赤い手教団」のリーダーは、ニッチ・アハンと云う。

アハンは純粋のアーリア人で、身の丈
8フィート(約2メートル40センチ)の巨人である。
神聖な儀式を司る際には、黄金のチュニックをまとい、その美しさは例えようもないほどだったと云う。

チュニックの上には更に膝の上までのケープをつけ、ケープの肩からは、太陽を象徴する丸い輪の形に光が広がり、彼の顔を輝かせていた。

長い髪は儀式用に編まれて黄金の紐で留められており、額の中央には、美しい光を放つトパーズがつけられていた。

 

ケニッチ・アハンと「赤い手教団」は、叡智の光を後の世に伝える為に、ウシュマルの聖地に神殿を築き、
その最初からの歴史を52枚の黄金の板に
刻んだと伝えられる。
そして、それらの黄金板は、未だにウシュマルの秘密の神殿に隠されていると云う。

 

ケニッチ・アハン達に導かれ、新たにその奥義に参入したイニシエート達の数は730人。
そして、マヤッブの他の神殿都市の建造を率いる使命を与えられた者も、ウシュマルの聖地で知恵の宝庫を守る者達も、
長い間、一団となって光の伝達と、闇の敵との戦いを続けてきた。

 

この「赤い手教団」と敵対する闇の教団は、「黒龍教団」または「黒蛇教団」と呼ばれ、全ての美しいもの、
全ての創造的なもの、人間の科学的、精神的進化に役立つ全てを破壊しようとするグループである。

 

アトランティス沈没以前に、膨大な量の重要文献が運び出され、世界の各地に保管されていた。

その多くが集められていたアレキサンドリアの図書館を焼き討ちにしたのが、この闇の教団である。
また同様の事が、紀元前の中国にも起こった記録がある。

 

人類に叡智を伝える本を焼き払い、人間を無知の闇に突き落とし、堕落させる事を目的とするこの邪悪な教団は、
マヤッブにおいても、16世紀に貴重なマヤの古文書の殆どを焼き尽くしてしまった。

ユカタン地方におけるトルケマーダの焼却として知られているのが、それだ。
その為に、マヤの神聖文字の解読も、未だに一部しかなされていないのである。

 

従って、「赤い手教団」と闇の教団との戦いは、想像を超えた苛烈なものとなる、
そして、奥深い秘密や奥義が伝わるこの特別の聖都ウシュマルの防衛は、人類の未来にとっても、重要な鍵を握るものとなるのだ。

 

 

 

【「赤い手教団」が密かに守り続けている奥義を公開!】

 

 

さて、その「赤い手教団」が守り続けるウシュマルに秘められた奥義の一部(3つの神秘)を、これから公開したいと思う。

 

最初に御断りしておくが、これらは現在の光の時代(アクエリアスの時代)になって、初めて公開される事が許されたものである。

と言うのは、マヤの予言にもあるように、終わりの時が来る前に、全ての秘密は明らかにされ、日の目を見る事になるからだ。

それまでの間、特に第1の神秘と第3の神秘は、奥義中の奥義として、ごく限られた人々の間にのみ伝えられ、
決して公にされる事はなかったものである。

 

この限られた人々とは、言うまでもなく「赤い手教団」であり、今、私にこれらの神秘の公開を許したのも、「赤い手教団」に他ならない。

 

まず第1の神秘は、「黄金の蛇」の神秘である。
「蛇」はマヤ語で「カン」と言うが、「カン」とは同時に「
4」(生命を象徴する)、四方(東西南北のエネルギー)、
また十字(縦と横の力の交差)という意味を持っている。

 

すなわち、マヤの神ククルカンの精神化したエネルギーの飛翔する姿なのである。

 

マヤッブにおいて、「蛇」と言う時、それはガラガラヘビの事を指す。
ガラガラヘビは、尾の先に特殊な音を発する節が着いていて、この尾をピンと上に向けて振動させると、「シュー」という音を発する。
正しくは
SSSSSSSSSと言う、日本語では表記し難い音で、これを「火の音」と言う。

 

この「火の音」を持つ蛇、すなわち「火の蛇」への崇拝は、生命を創造する力=性エネルギーへの崇拝に他ならない。
人間に内在する神聖な「火の蛇」、そしてこの生命の火を通して、自分自身を黄金で包む事、黄金の蛇に飲まれ、
パワーの人イニシエートとなる事を教えるものだ。

 

ウシュマルの「魔法使いのピラミッド」は、まさしく、この火の蛇の尾を象徴している形なのである。
つまり、このピラミッドは「火の神殿」、「性の神秘の神殿」と云う訳である。

このピラミッドのすぐ隣にある「尼僧院」の壁にも、絡み合った蛇のレリーフがある。

蛇はサンアンドレアの十字(×で表され、一万回の聖なる性の秘儀を通しての霊の浄化を意味する)を通り、
蛇が出会う中央には、とうもろこしの男根を立てた神の像がある。

とうもろこしは、マヤッブの住人達の主食である事から、命の糧、魂の糧、すなわち大いなる知恵の象徴だ。

 

このように「性」は、人間がククルカンと合体するための鍵であり、神聖なものなのである。

しかし人間がそれを誤って使う時、空飛ぶ黄金の蛇は、光り輝く羽を引きちぎられ、地に落ちて這い回る、暗い蛇となる。
そしてカネック(黒い蛇)となるのだ。

 

事実、この「尼僧院」には、夥しい数の石の男根像が発見されている。
それらは宇宙の創造エネルギーを蓄積し、また一体化する為の神聖なセレモニーに使われたものだ。
しかし政府はそれらを観光客の目に触れさせるのは好ましくないと判断し、現在は密林に放置されている。

 

こうした性の秘儀と関連して、「魔法使いのピラミッド」の神殿では、聖なる火の儀式も執り行われ、
司祭は天空のからの光と共に啓示を受ける事も出来たと思われる。

彼らはそれによって、未来に起こる事も詳細に予言していた。
そしてマヤの消滅、その後の部族間の争いや人身供儀、更に白人による征服や、何と人類の終わりの時までも、
彼らは神聖文字によって石標(エステラ)に刻んだのである。

 

【第3の神秘を克服した時、"自由な人間"に到達できる】

 

「赤い手教団」が教え伝えた第2の神秘、それはナワリズムを通して、時空を超越した目に見えない世界を克服する技芸(アート)である。
ナワリズムとは、動物に変身する術のことだ。

マヤの各都市は、それぞれにかなり遠く隔たっている。
現代のような交通機関がなかった時代であれば、徒歩で移動するしかないのだが、それにはあまりに遠距離のところにありすぎる。

が、ナワールなら、例えば鳥に変身して自由に空を飛んだり、虎や狼になってあっという間に、遠くへ移動することができるのだ。

しかし、ナワリズムは単位に、動物に変身することだけを意味するのではない。
なぜなら、変身するためには、超空間へ意図的に移動し、分子の振動数を変える事によって、
3次元的な形を変化させることが必要だからである。

つまりこれには、各エネルギー形態の知識と実践、また魔術のすべての分野が含まれる。
ここで言う魔術とは、自然界のエネルギーのコントロールのことである。

ナワリズムの技芸(アート)は、長い年月を経た現在に至るまで、メキシコのインディオたちの間に密かに教え伝えられている。
今現実にナワリズムを行う者もいるし、それを教える学校さえある。

ある村で、野犬を村人たちが叩き殺してみると、なんとその口の中には金歯が3つもついていた、――つまりナワールだった!という事もあるし、
中には慌て者のナワールが、尻尾を付け忘れて歩いていた、などという話しを耳にしたこともある。

2の神秘である、このナワリズムについては、今回初めて公開するものではなく、以前にも「ムー(827月号)で詳しく紹介した事がある。
興味のある方は、ご一読頂きたい。

 

 

3の神秘は、最も難解なものだ。
なぜなら、それは「隠れた敵」との戦いであり、外だけでなく、内なる悪に勝利することが必要とされるからである。

想念の世界での戦いと言えば判り易いかもしれないが、かといってそれは、空想の産物などではない。
これが、戦士(イニシエートとなるべき者)の、内と外の戦いの神秘だ。

 

戦士たちは、彼らに誘惑を与える悪魔たちや、その悪魔たちを使って戦士の中に侵入してくる、「隠れた敵」を克服しなければならない。
それは「黒蛇」のように音もなく、素早く接近し、すべてを分裂と破壊に導こうとする。

「隠れた敵」はこうして、人類を正しい道から踏み外させ、深い闇の世界に飲み込もうとして、虎視眈々と狙っているのである。

この敵が侵入すると、人間はいわば、とり憑かれた状態になり、人生の暗い部分だけを見せつけられ、ついには自殺や殺人にまで
追いやられることもある。

肉眼では見えない敵だけに、困難な戦いとなるが、ただ、アストラル界(高次元の霊界)においては、往々にしてこの敵の姿を見ることができる。
それは醜悪な容貌をもつ怪物であることが多い。

 

そして戦士が、この神秘を理解した時こそ、本当の敵を発見した時だ。
3の神秘は、抽象的で判り難い部分があるかもしれないが、まずはこの、「隠れた敵」の存在を知ることである。
そこから、また新たなる神秘=奥義が始まるのである。

長い戦いになるだろう。
が、それらを克服し、そして敵から解放された時、真の意味での「自由な人間」となることができるのである。

 

【終わりの時に「赤い手教団」がウシュマルに結集する!】

 

マヤッブの大地に君臨したウシュマルは偉大だった。
そして、ウシュマルに伝えられた叡智は、さらに偉大だった。

変化の時が到来し、自由を獲得した人々はククルカンと合体し、地上から消えてしまった。
民話は言う。

 

「時が変わった時、書く者も読む者も、もう残っていなかった。
叡智も埋(うず)もれた。しかし、死んだわけではない。

光は隠れた。しかし消えたのではない。
すべては失われたかのように見える。もう、道も印もわからないから。

しかし、その時が来る。
星々が新たに進路を示す時、もう一度、その輝きを取り戻すだろう。」

 

 

こうして、ウシュマルは長い長い眠りにつくことになった。

が、かつてウシュマルに住み、神殿を築いて叡智を伝え、現在もなお守り続けている「赤い手教団」や、
今は世界各地に散り、転生を繰り返してきた為にその記憶を取り戻せないでいるメンバーも、
終わりの時の前に、そしてアトランチス大陸が再び人々の前に明らかになる前に、
ウシュマルの都にひきつけられ、マヤッブの土地に集結してくるだろう。

そして、ウシュマルに漂う空気の中に、黄金色に輝く荘厳な光を感じ、太古の昔に始めた偉大な使命を果たし終えた時、
人類の未来は栄光に包まれるのである。

 

マヤッブのインディオたちが語り継ぐ民話によると、ウシュマルは人々が消えてしまった後、神殿もまた消えてしまったという。
というよりは、そこにあったのだが、人々の目に見えない時期があったというのである。

このウシュマルの神秘性と幻想性を証明する不思議な民話を、最後に紹介しておこう。

 

 

「はるかな昔、そこはウシュマルだった。
ただ見えなかった。

人間の見ることのできたのは、小さな祠と白い家だけだったのである。
白い家には、王が住んでいた。

遠くない村に、呪術を操り、小人達と話すという老婆が住んでいた。
老婆は子供がほしいと思い、小人から大きな卵をもらってきた。
卵の殻が割れ、出てきたのは人間の顔をした子供だけだった。

この子は7パルモ(1パルモは掌を広げた長さ)の高さまで伸びると成長が止まったが、リスのようにすばしこく、生まれた時から言葉を話し、
人々を驚かせた。

 

ある日、彼はお婆さんが竈(かまど)の中に隠していた黄金のシンバルを見つけ、鳴らしてみた。
すると、大変な騒ぎが始まった。

 

"ウシュマルと名づけられた場所に、かの偉大なウシュマルが現れる日がくる。
その時、白い小さな家に住む王は追われ、全マヤッブに君臨すべき新しい王が現れる。
土と火の下に隠されたシンバルを響かせる者、それが新しい王だ。"
と予言されていたからだ。

 

白い家の王はあわてて、その小人を広場に連れ出し、果たして本当の王かどうか試すことにした。

 

彼が第1の試験をなんなくこなしたので、古い王は明日、第2の試験を行うことを告げる。
承諾した小人は、だが村から広場までの道が王にふさわしいものではないから、立派な道を作ると広言する。
そして、本当に一晩のうちに、輝く石でできた道を作り、翌朝その道を作ってやってきた。

 

2の試験もパスした小人に、王は明日、第3の試験を課すので、今晩はここに泊まるように命令した。
が、小人は言った。

「よろしい、しかしこの家は私にふさわしいものではないから、私に見合う宮殿を造ろう。」

 

そして、一夜のうちに壮麗な宮殿を作り上げた。
しかし本当は、その建物はできていたのだが、皆にはそれが見えなかっただけだ。

 

3の試験も簡単に通過した彼に対し、人々は大喜びをし、新しい王の戴冠を祝おうと叫んだ。
しかし、彼は次のように言う。

 

「いや、王となるためには、私の年老いた母や私の王子達、また私の戦士達のための多くの宮殿に、火の乙女達の神殿、大きな広場、
それに神々の比類なき神殿が必要だ。
明日、それらのすべてをご覧にいれよう。」

 

翌日、夜明けの陽光の中に、かの偉大なるウシュマルが浮かび上がっていた。
これらもすべて、もうすでにそこにあったのだが、人の目には見えなかっただけだ。

 

空高くそびえる神秘の神殿には新しいパワーが宿り、大神殿都市の中で栄華を誇った。

 

が、変化の時がきた。光とパワーは消えてしまった。それは、マニーがやってきたからだ。

 

マヤッブのインディオは、あの光り輝かんばかりだったウシュマルの神殿跡を通る時、深い悲しみに満たされる。」

 

しかし、再びウシュマルは甦る。いつの日にか―――。

 

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