(大気の神シュー)
我々の弟子達は、幽体離脱の能力を獲得すべきである。
聖なるマントラ「EGIPTO(エヒプト)」を毎日一時間発音すれば、その能力を獲得することが出来る。
母音「E(エ)」は甲状腺を振動させ、神秘的聴力を授けてくれる。
「G(ヒ)」は、肝臓のチャクラを目覚めさせるが、このチャクラが充分に発達すると、望むままに肉体を出入りすることが出来る。
文字Pと結合した母音「I(イ)」によって、超視覚と、松果腺であるブラフマの窓を通って
アストラル体で肉体を離脱する能力を開発できる。
文字Tは、心臓のチャクラと密接に関係する母音「O(オ)」に叩きつけるように発音する。
このチャクラが目覚めると、肉体の包みから自由になり、幽体離脱する能力を獲得できる。
このマントラの正しい発音は、こうである。
「EEEEEGGGIIIIIIPPPPPPTTTOOOOOO」
(エーーーーヒーーープーーートーーーー)
ノーシスの鍵を使って、まだ幽体離脱のできない人は、その能力を持っていないからである。
その場合は毎日一時間、マントラ「EGIPTO」を発音して、まずその能力を手に入れるとよい。
このマントラは、アストラル体の離脱に関するチャクラを完全に開いてくれる。
それによって、肉体を意のままに出入りする能力を獲得することができる。
マントラ「EPHRAIM(エフライム)」には、全てのチャクラと、コスミック・クリストスの力を発達させるパワーがある。
このマントラは、次のように発音する。
「EEEEEEPPPHHHRRRAAAAAAAAIIIIIIIMMMMMMMM」
(エーーーープハーールルルアアーーーーーイイイームーーーー)
アストラル体の全ての神秘的能力は、この力強いエジプシャン・マントラによって活性化される。
母音「H(ハ)」は、深いため息のように発音する。
文字Pは、この母音に力を与えるもので、唇をぎゅっと結んで、空気を吹いている時のようにする。
あるカトリックの司祭が、アステカの魔術師に質問をした。
「あなたは、神をどう呼ぶのですか?」
すると魔術師は、深いため息をして、それに答えた。
そのため息は、母音「ハ」であった。
この「ハ」が、その息の言葉の中に見出される。
例えば、文法学者たちがそうは言わなくても、「ハ」は母音である。
「ハ」は生命の気息、火の息であり、「プハ」のように、文字Pと組み合わせると、唇で生命の気息を反響させるような感覚をもたらす。
このような理由で、このマントラの中には、恐るべき力が隠されている。
母音「E(エ)」は、甲状腺チャクラと、マインドの力を開発する。
また「PH(プハ)」は、火の息を、アストラル体のすべてのチャクラにもたらし、目覚めさせる。
更にマントラ「RA(ラ)」は、アストラル体のすべてのチャクラを振動させる。
母音「I(イ)」は、頭部のチャクラを目覚めさせ、「IM(イム)」のように、母音「M(ム)」と組み合わせる時、母音「I(イ)」は、恐るべき力を得る。
その力がアストラル体の全てのチャクラを通して拡散し、チャクラに生命を与え、火を灯すのである。
母音「M(ム)」は、口で感じる音として発音するが、唇は閉じているので、音は鼻から出るはずである。
この母音は、驚嘆すべき力を秘めている。