【ルーン・マン・イル】
ルーン・マンは、人間の持つ最も偉大なエネルギーである、「性エネルギー」の昇華の為に使うものである。
特にこれは北欧式と呼ばれる。
また、ルーン・イルは、マンと一対をなすもので、性エネルギー昇華と同時に、自己の根強いエゴを根絶する時に使う。
◆エクササイズT(ルーン・マン)
@直立し、手のひらを(画像向かって左の)画像(a)のように開く。
A深く息を吸って、「アーームンーー(AAAAAAMMMMM)」と発音する。
息を吸う時には、仙骨の位置から脊柱に沿って、光が脳にまで上昇するさまを想像し、マントラの発音と共に、脳に達した光をハートに導くようにする。
B再び息を吸い、「エーーームンーー(EEEEEEEMMMM)」と発音する。
C同様に、「イーーームンーー(IIIIIIIIIMMMMM)」
「オーーームンーー(OOOOOMMMMM)」
「ウーーームンーーー(UUUUUMMMMMM)」
と発音する。
D最後に「感謝の祈り(万物への祈り)」で閉じる。
◆エクササイズU(ルーン・イルとマンの組み合わせ)
@(上の)ルーン・マンの後、(画像向かって右の)画像(b)のように逆立ちして、ルーン・イルを形作る。
頭に枕などを置き、足を壁などで支えると良い。
なお、それができない人は、画像(c)の姿勢でも良い。
Aその姿勢で、約1分間、マントラ「ドリム(DRIM)」を発音する。
B次に、性エネルギー昇華と、エゴの根絶を強める祈りを行う。
その姿勢は、画像(d)のように、ルーン・マンの形で体をややひねり、両手を斜め上に開く。
Cその姿勢で、目を閉じ、ハートに意識を集中して、我々に最も悪影響を及ぼしているエゴの根絶を、聖なる母(クンダリニー)に願うのである。
心からの祈りであれば、言葉は自由である。
自己反省と共に祈りを捧げる。
※ミゲルさんは、次の祈りを挙げられていました。
★「おおヌット。天の永遠なる存在であるあなた。
霊の本源。あなたこそ過去の全て。
誰一人として死すべき者は、ベールを取る事の出来ないあなた。
あなたは夜の輝く星の下に、そして砂漠の深い空の下に。
私は純粋な心をもって、蛇の炎の中にあなたを呼び、あなたを求める。
ここに来たれ、ここに来たれ、ここに来たれ。」
この祈りに続いて、自分に最も悪影響を及ぼしているエゴの根絶を、自己反省と共に聖なる母に願います。
D最後に自然な正座の姿勢に戻り、気持ちを落ち着かせる為に少し瞑想し、マントラ「オーム・マーシー・パドメー・ヨム」を発音して終わる。
これは、「おお、我の内にあるわが神よ」という意味である。