第四章 カルマ

 

内的世界には、四十二人の「カルマ」の審判官が働いている、一つの寺院がある。
彼らは、四十二人のジャッカルである。

名前通り、ウルフ・ドッグ(狼猟用の猟犬)、あるいはジャッカルの頭のような形をした、一種の宗教的マスクで、頭をすっぽりと覆っている。
これら四十二人のマスターは、「償いと報いの法」、すなわち「カルマの法」を司るマスターである。

我々は、前世で行ったすべての悪を、次の生まれ変わりで償わなければならない。

自分の行う悪に対して「カルマ」を支払うだけでなく、善いことができるのにしないということでも、カルマを支払わねばならない。

支払う手段のある者は支払い、(カルマとの)取ろ引きにおいて、事なきを得る。
支払う手段のない者は、疑いもなく、逃れることのできない苦しみで、支払わなければならない。

 

「カルマの主たち」は言う。

「あなたの負債(借り)を支払う為に善行をしなさい」「人は法の獅子と天秤で戦う」。

悪い行いの皿の方が重いなら、他方の皿に善い行いをのせることができる。

ことわざは言う。
「善行の皿の重りを増して、天秤をあなたの有利な方に傾けなさい。」

このようにして、過去の負債を帳消しにし、自分のために深い悲しみを味わうのを避けることができる。

下位の法が、高位の法に超越される時、高位の法は、下位の法を消し去る。

 

学徒は、「カルマの主たちの寺院」を訪れる為に、「アストラル体」で旅をすること(アストラル・トリップ)ができるようになる必要がある。
この寺院の長は、「アヌービス」である。

 

アストラル・トリップの鍵は、大変シンプルである。
寝床に横になり、スヤスヤと寝入ろうとする。
それから眠気を感じてうとうとしている間に、寝床から起き上がり、部屋を去る。

もし、空中に浮かぶつもりで軽くジャンプするなら、喜びに包まれて空中に浮かんでおり、アストラル体で、地球上のどんな所へも旅をすることができるということを知って、驚くだろう。

学徒はアストラル体で、「カルマの主たちの館」に行くことができる。
この寺院で、「カルマの主たち」と、自分の問題を解決することができる。

問題と言う時、それは宇宙的な正義に対して、未だ払われていない負債を意味している。
「法の主たち」は、信用貸し(クレジット)も認めてくれるが、信用貸しはすべて、人類の役に立つ、善い行いをすることによって、返さなければならない。

我々は、アストラル体で出かけて行って、「カルマの主たち」と直接に、自分の問題を解決することを学ばなければならない。

自分の貸借勘定をやりくりできるようになる時、人生をより良く導くことができる。

 

BACK

 

inserted by FC2 system