世界太古伝実話

宮地厳夫

此れより 世界太古伝の実話をはじめます。

夫れに就て 先づ申して置かねばならぬ事があります。
其れは何であるかと申すと、此の我等日本人の履む所の地球は 支那、印度、及び欧米各国の人の履む所の地球と同一の地球にて
別の地球ではありませぬ。

また此の我等日本人の戴く所の天は 支那印度 及び欧米各国の人の戴く所の天と同一の天にて、別の天ではありませぬ。

然る時は 我が天地を造化(つく)りしと伝えられたる神は、取りも直さず、支那、印度、及び欧米各国の天地をも
造化(つく)りし神であると申すことも 自らに知らるる訳にて、また此れと均しく、支那、印度、より欧米各国にて、
其天地を造りたりと伝えたる神も、我天地を造りたる神と異ならざる道理も亦 明白なりと申さねばなりません。

 

つづく

 

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