(潮江天満宮)

【堅磐の記録による幽冥界の諸相】

 

●大空を飛行するにあたっては 3つの道がある。
一番上を飛行するのは尊い神々で、ただ金色に輝いているのが見えるだけで、その姿や形は見分ける事ができない。

2番目の中道は 通称「神使道」といって、もろもろの幽界の使者が通行する所である。

3番目の一番下の道は、天狗界の住人達が通行する道で、
諸国にある大社の上はよけて通行している。
この3つの道は 気の状態がそれぞれ違っている。




●人間が死に臨んだ時、その時の心の状態によって
死者の霊魂の鋭敏さと鈍感さが決まるし、行き先が高い所か 低い所かも決まるものである。




●高次の存在に伴われて神仙界に行く時は、そこに着いてはじめて、
自分が神仙界に来ているという事がわかる。
また そこを離れて肉体に戻る時も、離れた時と戻った時はわかっているが、その間の道はわからないものである。
これが神仙界に掟である。


また 神仙界に脱魂して行く事がたび重なると、
「幽界通行判鑑証」というものが授けられる。
これが貰えた後は 肉体を伴って神仙界に入る事もある。
しかしだからと言って、自分の勝手で いつでも好きな時に行っていいというものでもなく、
あらかじめ日を定め、一緒に行ってくれる神、あるいは神の使いの許可を得なければならない。



●神仙界以外の幽冥界を見たいと思った時は、神仙に頼めばよい。
見せてもよいものであれば、目の前にありありと その光景を見せてくれる。
昔あった戦争の様子などでも目の前に映し出してくれる。
また実際に 幽冥界のその場所に連れて行ってくれる事もある。


少名彦那神(すくなひこなのかみ)や川丹先生(せんたんせんせい)は
幽冥界のどこへも自由自在に行けるので、その方々に伴われているのであれば、自分も行くことができる。

 

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