(古代エジプトの百合笏)

編集部から

 

ノーシス創刊号を刊行して、早や二年余、前号までで、とにもかくにも7冊を送り出してきました。

これもひとえに、読者の皆さんの暖かい御支援の賜物と思います。
多くの資料や御教示も頂きました。
誌上を借りて、心から御礼申し上げます。

 

さて、我々もこの第8号を機に、大きくジャンプしたいと考えました。
より多くの人々に、より洗練された形で、真に価値ある知識を伝えたいという目標の下に、検討を重ね、手探りしながら、一歩一歩進んで参りました。
そして誕生したのがこの本です。
御感想はいかがでしょうか。
是非、皆様の声を編集部までお寄せ下さい。次号の製作に生かしたいと思います。

 

それにしても、この世界は何と多くの神秘に満ちている事でしょうか。
また、何と多くの事が、目に見えない次元で起こり、我々と結びついているのでしょう。

小誌製作中にも、色々不思議な事がありました。
また、素晴らしい邂逅がありました。

 

人生は、ぼんやりと過ごして見逃してしまうには、余りに多くの事を含んでいると、改めて思った次第です。

私達が心の扉を開く時、自然界の精霊達は語りかけてくれ、目を上に向け、魂からの祈りをもって呼びかければ、
天空の壮大な響きの中に、自らを一体化させる事も、時空を越えて旅する事も出来るのです。

小誌掲載の各編はきっと、その事をお伝えできると思います。

 

ともすれば、日常的な些事に追われがちな現代社会にあって、魂の糧を満たし続ける事は、難しいかもしれません。

小誌が、自己の真の実現を願う人々のお役に立ち、また、光を求めてさすらう人々にも、それを見出すきっかけともなれば、我々にとって、それに勝る喜びはありません。

今後とも御愛読をお願い申し上げます。

 

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