超常感覚開発エクササイズ

 

背骨をまっすぐにして座る。
座り方は、正座でも、結跏趺坐、半跏趺坐でも、椅子に腰掛けても構わない。

目を閉じて、精神を集中し、尾てい骨から数えて
4番目の仙骨辺りに、こんこんと命の泉が湧き出ているのを視覚化に近いほどイメージする。

そこから性エネルギーである、純白の光が湧き出で、図のように背骨に沿って上昇させる。

 

その光輝くエネルギーが上昇するのをイメージしながら、深く息を吸う。

脳まで上昇したら、少しの間息を止め、脳をその光で満たす。

こうしたエクササイズは、意識を持って、雑念に捉われないようにしながら、集中して行う。

 

 

【超視覚の開発】

次に、額の中央、眉間の奥(脳下垂体が位置している所)に意識を集中する。
そこに、超視覚のチャクラがあり、これが「第三の目」である。
このチャクラを、想像力を使って、右回り(時計回り)に、速いスピードで回転させる。

このチャクラが回り始めると、それは画像のような模様に見える。
それを見ながらゆっくりと息を吐き、同時に次のマントラを唱える。

「イーーーーン(IIIIIIINNNNN)」

このマントラのバイブレーションは、私達の意識に共振し、超視覚を活動させる。

【超聴覚の開発】

上の方法と同じように、深く息を吸い、光のエネルギーを仙骨から脳に上昇させる。
白い光の代わりに、電気の火花や、花火の光を思い出し、その光が上昇するさまを思い浮かべてもよい。

頭部まで上昇させたら、脳を光で満たし、次にその光を、喉の甲状腺の所まで降ろす。

甲状腺の所で紫色の光を放つ輪を想像する。
その輪を右回りに回しながら、次のマントラを唱える。

 

「エーーーーーン(EEEEEENNNNNN)」

このマントラのバイブレーションは、私達の内部聴覚を目覚めさせ、遠距離の音や、目に見えない世界の音を聞くことが出来る超聴覚を開発する。

【直観力の開発】

上の方法と同じように、脳を光で満たしたら、それを心臓のやや左の位置に降ろす。
心臓の左心室が、魂の座だからである。
心臓のチャクラは、血のように赤い。
純粋な愛を表す、真紅のバラの色をしている。

このチャクラを右回りで回しながら、マントラを唱える。

 

「オーーーーーーン(OOOOOONNNNN)」

このチャクラの開発は、特に重要な意味を持つ。
と言うのは、これで私達の体の三つのポイント、性―脳―心を結ぶことになるからである。

【テレパシー能力の開発】

上昇させた光を、体の前川を通して、へその周りに位置する、太陽神経叢に導く。
ここは、テレパシーの機能を持つチャクラがあり、開発すると、遠くからのメッセージを受け取り、自分からも送ったりする能力が開発できる。

チャクラが勢いよく回っているのを想像しながら、次のマントラを唱える。

 

「ウーーーーーーーン(UUUUUUUNNNNN)」


【超記憶の開発】

ここで言う記憶は、現世だけでなく、前世記憶の開発も含まれる。
まず、脳まで至った光のエネルギーを、今度は体の後ろ側を通して、肺の位置まで下降させる。

肺の部分に意識を集中させながら、次のマントラを唱える。

 

「アーーーーーーン(AAAAAAAANNNNN)」


「アーーーン」と発音する時、手のひらを背中の肺の位置、ちょうど肩甲骨の付近に当てると、本当に肺の部分だけが振動しているのを感じ取ることができる。
この振動によって、その部分の血液循環も促しているのだ。

 

【全身を光で満たす】

息を吸いながら、まだエネルギーは上昇させずに、性器の部分に意識を集中させる。
そして、口を閉じて、鼻から息を吐き出しながら、

「ムムムムムム(
MMMMMMMM)」

のマントラを発音する。
これは日本語のムーでもモーでもなく、口を閉じたムの発音といった感じだろうか。

このバイブレーションは、性ホルモンのエネルギー的成分を活動させるものだ。


そして、最後にもう一度息を吸いながら、尾てい骨部分より、黄金のコブラが立ち上がる様を強く想像して、輝くエネルギーを上昇させる。

ゆっくりと息を吸いながら、このエネルギーが、全身の内分泌腺に栄養を与え、体中を光で満たすのを強くイメージする。
その間、息を吐く時には、

「ススススススス(
SSSSSSSSS)」

というマントラを唱える。
これは、日本語のスーではなく、口を横に開けて、歯の間から息を出すようにして発音する。
ガラガラヘビのような音である。

螺旋形を描きながら、エネルギーが頭まで上昇すると、全身が光で満たされているのが感じられると思う。

 

以上のステップで、一サイクルが終了する。
練習時間は、毎日
15分から30分。
何回か、このサイクルを繰り返せばよい。
機械的な動作とならないように、マントラを
3回ずつ繰り返す、順序を変える、一つのチャクラに集中するなどの変化をつける事も出来る。

 

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