エジプト式性エネルギー昇華法

 

 

@東を向いて、結跏趺坐(半趺坐・正座)で座る。
あるいは椅子でもいいが、例によって、背骨がまっすぐになるように注意する。
手は、自然に太ももの上に置く。


マントラは、

トン サー ハン
トン ラー ハン


男性と女性では、ちょうど反対になるので、注意して説明を読んで頂きたい。


A目を閉じて、呼吸を整え、雑念を払ったら、仙骨に意識を集中する。


B聖なる母に、性エネルギーの昇華、および正しい方向づけを祈る。
子が母に願うような、心から湧き出る言葉であれば、表現は自由である。

 

 

C次に男性は、右手の親指で、右の鼻孔を押さえ、声を出さずに、「トン(TON)」と、心の中で発音しながら、ゆっくりと息を吸う。


D同時に、右の睾丸から、仙骨の位置に性エネルギーを移動させる。もちろん今までの練習で習得した、想像のテクニックを使う。



(4)女性の場合は、右手の人差し指で、左の鼻孔を押さえ、声を出さずに、「トン(
TON)」と、心の中で発音しながら、ゆっくりと息を吸う。

(5)同時に、左の卵巣から、仙骨の位置に性エネルギーを移動させる事に意識を集中する。


E(6)そのまま、右手の親指と人差し指で、両鼻孔を閉じ、声を出さずに、「サー(
SA)」と発音する。

F(7)同時に、今度は仙骨の位置から脳まで、性エネルギーを上昇させる事に意識を集中する。
青白く輝く光、白い蛇、らせん状に上昇する光などを、強く想像するのだ。



G男性は、右手の親指を離し、右の鼻孔から息を吐きながら、「ハン(
HAM)」と発音する。
同時に、性エネルギーを脳からハートの位置へと移動させる。



(8)女性は右手の人差し指を離し、左の鼻孔から、息を吐きながら、「ハン(
HAM)」と発音する。
同時に、性エネルギーを脳からハートの位置へと移動させる。



H次に男性は、右手の人差し指で、左の鼻孔を押さえ、右側からゆっくり息を吸う。


I「トン(
TON)」と発音しながら、左の睾丸から、仙骨へ性エネルギーを移す。



(9)女性は、右手の親指で右の鼻孔を押さえ、左側からゆっくりと息を吸う。

(10)「トン(
TON)」と発音しながら、右の卵巣から、仙骨へ性エネルギーを移す。


J(11)そのまま、右手の人差し指と親指で両鼻孔を閉じ、ゆっくりと、「ラー(
RA)」と発音する。
同時に、仙骨から脳まで、性エネルギーを上昇させる。



K最後に男性は、人差し指を離し、左の鼻孔から息を吐きながら、「ハン(
HAM)」と発音する。
同時に、脳からハートの位置へと、性エネルギーを移動させる。



(12)女性は、親指を離し、右の鼻孔から、息を吐きながら、「ハン(
HAM)」と発音する。
同時に、脳からハートの位置へと、性エネルギーを移動させる。


ここまでの動作を
1サイクルとして、朝・晩各6サイクルずつ行う。

6サイクルの練習が終わったら、東を向いて床にひざまずき、両手の親指と人差し指で三角形を作る。

 

 

次いで、両手の三角形を床につけ、そこに額がつくように、前かがみになる。

聖なる母に意識を集中しながら、「ラー(
RA)」のマントラを、7回続けて発音する。

同時に、性エネルギーが仙骨から頭部に向かって上昇するありさまを、リアルに思い浮かべる。


最後に聖なる母に感謝して、練習を終了する。

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